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論理の飛躍(Non Sequitur / Jump in Logic)
論理(誤謬・飛躍)

論理の飛躍(Non Sequitur / Jump in Logic)

結論にたどり着くための橋(前提・比べ方・証拠)が抜けたまま、話が一段飛んで着地している状態です。

読み終わって「だから何?」が残るときは、途中の橋が見えていません。

誤りの流れ:強い主張 →(橋が無い)→ 大きな結論。

正しい流れ:言葉の意味をそろえる → 同じ土俵で比べる → 数字や事実を出す → 結論。

橋が一本足りないだけで、結論は急に弱く見えます。橋を足すと、同じ主張でも自然に読めます。

見出し:〈深夜ドラマが個人5.0%で話題〉

読者の本題:それは深夜帯として高いの?

よくあるズレ:ゴールデン帯9%を引き合いに「実は弱い」と示す。

戻した言い方:同じ深夜帯・同じ指標・直近3作平均を並べ、「平均より+1.8ptで健闘」と示します。

戻し方(これだけでOK)

何を/何と/どう比べてそう言っているのかを一行で足します。

すぐ試す一言:その結論、途中の橋は何?

OKの言い方(例):「深夜帯(個人視聴率)で直近3作平均比+1.8pt。同枠内で上位です。」