見出しは勢いよくても、A→Bの道筋が語られていなければ、それは推測のままです。
誤り:A(出来事) → B(結果)(説明なし)。
正しい読み:Aが先 → どう伝わるか → 他の理由を外す → 「もし無かったら?」で確かめる → B。
この4つを一言ずつ埋めれば、多くの“思い込み”は消えます。
例
見出し:〈SNSで物議→翌週視聴率↓〉
読者の本題:下がった理由は何?
よくあるズレ:物議=原因。
戻した言い方:「同じ時間に別の人気番組の特集があり、リアルタイム視聴がそちらへ流れた。話題化は見逃し配信を増やし、当日の下落の主な理由ではない」と整理します。
戻し方(これだけでOK)
①先に起きたのは?
②どう伝わる?
③他の理由は?
④もし無かったら?
を一言ずつ。
OKの言い方(例):「話題化→検索増→見逃し視聴の流れ。当日は別の人気番組が話題で、主な下落要因はそちらです。」