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擬似因果(Pseudo-Causation / 相関因果混同)
論理(誤謬・飛躍)

擬似因果(Pseudo-Causation / 相関因果混同)

一緒に動いた(相関)だけで、原因と結果(因果)に見せる書き方です。

「世界トレンド1位 → 曲の質が高い」

順位は宣伝の量・ファン層の大きさ・時間帯でも動きます。

誤り:AとBが同時に増えた → Aが原因。

正しい読み:相関は相関として書く。因果を語るなら、いつ何をしたか(新しく始めたこと)、同じ土俵の比べ相手、やる前とやった後の変化を示します。

見出し:〈ハッシュタグ世界1位で“神曲確定”〉

読者の本題:曲の良さの根拠は?

よくあるズレ:順位=質。

戻した言い方:作曲・編曲・演奏の情報、第三者レビュー、再生の継続率を並べ、「人気の熱量と曲の評価は別の指標で見ます」と分けます。

戻し方(これだけでOK)

まず「一緒に動いた」で止める。次に理由の候補を並べます。

OKの言い方(例):「世界1位(宣伝量・時差・ファン規模の影響も)。曲の評価はレビュー+継続率で確認します。」