👕 ミラノのファッション舞台に立った髙橋海人さん
9月25日、King & Prince の髙橋海人さんがイタリア・ミラノで開催されたETROの2026年春夏コレクションに参加。
自身のInstagramで《いろんな好きを装備して、ETROのショーに行きます どんな出会いがあるかな~…》と投稿し、デニムに白タンク+ニットフーディー姿を披露しました。
するとXでは、
《海人めちゃ痩せたよね…?まだ休んだ方がいいんじゃないかな?》
《ETRO海人とか最近の海人見て思うけど、めちゃくちゃ痩せたよね?》
と“痩せた”連呼のコメントが見出しに昇格。記事はこれを 「激やせ姿に心配の声」 と煽りに使いました。
髙橋海人、ファッションイベントの “激やせ姿” に心配の声…有村架純と “ニアミス” も、懸念されるゴールインへの壁
でも、写真をどう切り取っても「激やせ」と断定する根拠は示されていません。
👉 SPJ Code of Ethics – Provide Context が求める「事実に基づく文脈の提示」が抜け落ちています。
🌀 「ニアミス」から「結婚の壁」までの直列ジャンプ
記事はさらにこう続きます。
「髙橋がミラノを訪れたのと同じ25日、女優の有村架純もInstagramでミラノで撮影した写真を投稿したのだ」
ここで突然「ニアミス」と騒ぎ立て、
「交際報道」→「結婚あるか」→「年齢の壁」と一気に接続。
「桐山さんは36歳、大倉忠義さんも40歳と、結婚するSTARTOタレントは30代後半から40代が多いです。…髙橋さんは26歳ですが、旧ジャニーズ事務所時代から通算しても20代で結婚したケースは少なく、“年齢の壁” が気になるところです」(記事より)
痩せて見える→体調不安→同じ街にいた→結婚できない壁——。
これ、non sequitur(結論が前提から導けない誤謬)のフルコースです。
👉 UNESCO – Journalism, ‘Fake News’ & Disinformation も「誤導的な関連付けは避けよ」と指摘しています。
📊 「年齢=壁」という固定観念
事務所内での「20代での結婚は少ないから壁だ」という論理も、単なる一般化です。
結婚の時期は本人と相手の選択であって、統計をもって“壁”と断定するのは Ethical Journalism Network – 5 Principles の「公平性」に反します。
🎭 本当の見どころはここ
- ミラノという国際舞台でブランドを背負うアイドルの存在感
- ドラマ主演、ドームツアーと並行するハードワークをこなす力
- 有村架純さんとの関係は「壁」ではなく「未来の選択肢」
記事が削った文脈を補えば、心配より応援が自然に見えてきます。
✍️ 見出しリライト
- 元:
「髙橋海人、ファッションイベントの“激やせ姿”に心配の声…有村架純と“ニアミス”も、懸念されるゴールインへの壁」
- 案1:
「髙橋海人、ミラノのETROショーに登場 細身ルックも存在感バッチリ」
- 案2:
「国際舞台で光る髙橋海人 ファンが見守る“挑戦”」
- 案3:
「King & Prince髙橋海人、ETROのランウェイに挑戦 未来を切り拓く笑顔」
🌟 まとめ:細さより厚みが欲しいのは記事の論理
髙橋さんは26歳。
記事は「痩せた」「壁」と軽く切り取りますが、本当に見るべきはミラノで示した挑戦の厚み。
ファンの心配を利用して不安を煽るより、挑戦をどう支えるかがニュースの役割です。
🔥 煙濃度:77.8%
理由:構成と論理の飛躍が大きく、体型→恋愛→結婚という三段ジャンプで煙が濃くなった。
— SmokeOut(火のないところに立つ煙を消す)
#メディアリテラシー